正真正銘のスピーカーを目指そう!第649回例会

April 25, 2016

TMOE(総合司会)を務めましたY田です。

 

今回は勤労福祉会館での開催でしたが、珍しく定員60人の広い教室を使用。新規3名を含む4名のゲストさんを迎えて、入会式あり、準備スピーチ5本ありと、てんこ盛りの例会になりました。

 


開会


19時、定刻通りにK口会長の挨拶でスタート。

 

地震のニュースに関連して、ふるさと納税を使った寄付があるという情報をシェア。その上で、我々は我々にできる身近な人を笑顔にしていくことをしましょう、というオープニングトークでした。

 

入会式


会員担当S山さんの仕切りで、H高さんの入会式がありました。
演劇をやったり目立つことが大好きなのに、なぜかSEの仕事をしているH高さん。入会動機のスピーチでは、物足りなさを感じる日々の中、江戸クラブに入ってスピーチを始めるのは必然と語りました。


全会一致の可決、おめでとうございます!
 

本日の言葉


急遽、I川さんが担当してくれました。

 

「正真正銘」

 

直前のアサインだったことを感じさせない落ち着いた話しぶり。ホワイトボードに書かれた文字の達筆さにため息が出ました。

 


フォローの役割
 

タイマー係は、K城さん。落ち着いて過不足ない説明をしました。ボード掲示、報告ともにノーミスでした。

集計係&サンキュー笑顔は、フォローの役割でも意欲的な姿勢を見せるH澤さん。サンキュー笑顔の報告は、さすがの目のつけどころでした。

えーとカウンターは、K川さん。生き生きとした説明を受けると、役割の意図をより強く意識づけさせられますね。
報告では、総合論評のS山さんも指摘されていましたが、えーとゼロのメンバーを顕彰の意味を込めて最初に発表したのが印象的でした。

文法チェッカーは、M廣さん。いつも丁寧な説明で安心感があります。
報告では、意外に難しい文法の誤りもしっかり指摘、グーグルで検索する念の入れようで発表しました。
 

準備スピーチ


1人目は、前回入会したばかりのS藤さんが早速、CC1:アイスブレーカーに挑戦しました。

 

タイトルは「私がトーストに入った理由(ワケ)」

 

生徒会に入っていた学生時代。S藤さんは全校集会で800人を前にして以来、人前で話すことに苦手意識をもったそうです。しかし、社会人になってから、スピーチのうまい知人はモテている!という共通点を発見します。


当初は、70万円するスピーチクラブへの入会を迷うほどでしたが、モテたとしても、女性と遊ぶお金がないことに気づきます。そんなとき出合ったのが江戸クラブ。江戸クラブの見学を通して、モテるだけでなく、人生を豊かにする要素がスピーチにはあることに気づいた、と結びました。


スピーチ後、「正真正銘のチャラ男2ですね!」という声(褒め言葉)が上がるほど、素直な思いが聴き手に親しみを感じさせました。

2人目は、久しぶりのスピーチで、CC2:スピーチの構成を行ったK林さん。
タイトルは 「振り返ってみて気付くこと」
地元・福岡で出席した友人の稀にみるグダグダな結婚披露宴から、3つの教訓をひねり出して構成しました。

 

教訓は、

①準備は本番を念頭に置く。

②包容力が人を引きつける。

③固定観念に囚われてはいけない。


新郎は医師として活躍する友人・宮崎。業界のお偉方も出席する大事な場で、友人代表スピーチを行ったのは共通の後輩・ダイスケ。リハーサルをせずに臨んだダイスケは、スピーチに失敗したばかりか、落ち込んで飲み過ぎ、トイレで嘔吐し、果てはウォシュレットでうがいをするという失態を犯します。
そんなダイスケを許した宮崎の包容力。宮崎自身も飲み過ぎますが、それゆえに挨拶で出てきたのは短く素直な言葉。そつのない引き締まった披露宴がある一方で、人間味が溢れて感動が広がる披露宴もあることに気づきました。
準備スピーチを考えることをきっかけに披露宴で3つの教訓を見つけたことから、自分の日常を意識して振り返る大切さをメッセージとして導き出しました。

3人目は、これまた久しぶりのスピーチとなったS根田さん。
タイトルは「化学反応」
得意の楽しませるスピーチで、まずはすっかり定番となった息子・エイタくんのネタを披露。
交通公園でのゴーカートにハマったエイタくんが相思相愛のみのりちゃんと出会うことで、のろのろ運転が走っても追いつけないまでになるという化学反応を起こしました。
一方、S根田さん自身にも仕事で「化学反応」に思い当たることがありました。小沢仁志似の強面社長に気に入られて仕事に繋がったこと。勉強会で出会った生命保険のセールスマンとよい関係ができ保険に加入したこと。億劫がらずに人に会うことが思わぬ「化学反応」に繋がると、ユーモアを交えて話しました。

4人目のK冶さんはユーモアスピーチに挑戦。
タイトルは 「スマホ事件簿」
「ちゃーちゃーちゃーん♪ちゃーちゃーちゃーん♪」
K冶さんのテーマ曲というべき、火曜サスペンス劇場のテーマ曲をスマホから流してつかみはOK。
スマホの便利さの裏で、K冶さん自身がスマホやアプリの進化によって起こしたトラブルを事件簿として話しました。
イヤホン装着で気づかないうちに電車内に大音量の火サスのテーマを流してしまったこと、スマホのライトを付けたまま前方に座るおじさんを照らし続けたこと、挙げ句、LINEで離婚の相談に乗ってあげた友人に送るはずの「子どもは親を選べないんだから頑張れ」という励ましをうっかり母親に送ってしまったことをユーモアたっぷりに紹介。スマホの進化とともにトラブルも増えるから気をつけましょう、と締めくくりでした。

5人目は、コンテストスピーチの練習にいらした江戸OBのO江さん。
タイトルは「スタートライン」
コンテストスピーチなので詳細は書きませんが、英会話をテーマに、聴き手に対して、それぞれの夢に向けての行動を促す内容でした。
経験に裏打ちされたお手本のようなスピーチ。
ディビジョンDコンテストでの活躍を期待してます!


わずか2分の休憩を挟んで(皆さんご協力ありがとうございました!)、後半戦です!

 


テーブルトピックス


司会を担当したのはT嶋さん。
久しぶりの参加、前夜のアサインにも関わらず、落ち着いてそつなくこなしてくれました。

お題①春のレジャーについて→K野さん
江戸クラブで1月に挑戦した「お茶会例会」をきっかけに、実際のお茶会に行く機会が増えたK野さん。来週もGWも野点のお茶会に参加することを楽しそうに話しました。

お題②油断について→H澤さん
反対の電車に乗ってしまったり、ついでに携帯電話をなくしたり、と油断の多いH澤さん。それを防ぐためにメモを残すことを習慣化できるようになったと話しました。

お題③予想に反してよかったことについて→N田さん
最近、日本酒デビューを果たしたN田さん。昔嫌いだったホタルイカが日本酒によく合うということ、特に嫌いだった「ワタ」が、イカめしのなかに入っているお米を全部それにしたいぐらい大好物になったことを話しました。

 


論評


1人目は、K口さん→S藤さん
最初によかったところを5点挙げました。

 

①メモなしでアイコンタクトをとっていた。

②準備に裏打ちされて自信に溢れていた。

③ギャップのある魅力的なキャラクターが出ていた。

④メッセージが入っていた。

⑤今後どうなりたいかがよくわかった。


改善点としては、序論、本論、結論を意識すれば、散りばめられていたエピソードを一つのメッセージとして構成できると助言しました。

2人目は、K口さん→K林さん
プロジェクト目標に忠実な論評で、序論、本論、結論を分析しました。
序論では、「グダグダ」という言葉で聴衆の興味を引けていたこと。本論では、構成がシンプルでわかりやすかったこと。結論では、「さて」というつなぎ言葉から、普段から日常を振り返ってみようというメッセージに繋げていたことを伝えました。
改善点は、余った1分で気づいたことについて自分のエピソードを話してはと提案しました。

3人目は、I渡さん→S根田さん
I渡さんもプロジェクト目標に忠実な論評を行いました。
まずは導入部分とビジュアルエイドを使った明瞭さが楽しさに貢献していたと指摘。具体的に、こどもたちの関係が化学反応の例としてわかりやすかったこと、不動産会社の社長のイメージをビジュアルとして用意していたことを挙げました。
改善点では、冒頭でエイタくんの名前が聞きとりづらかったこと、そもそも何の仕事をしているのか、初めて聴く人を想定して情報を入れてほしかったことなど、S根田さんのスピーチを初めて聴いたI渡さんだからこそ言える感想を素直に伝えました。

4人目は、H本さん→K冶さん
ユーモアスピーチのハードルの高さを伝えつつ、火サスのテーマ曲を用意する周到さ、事件簿形式の構成のわかりやすさ、事件そのものの面白さを賞賛しました。
改善点では、ユーモアスピーチということでメッセージはあえて入れずに、火サスの話題をサンドイッチにすることで、最後まで笑わせられたのではないか、と提案しました。

5人目は、M瀬さん→O江さん
あげまん論評を目指しているというM瀬さんは本気モードの力強い論評。
ジャッジの気持ちで92点を掲げ、その根拠として、ボディランゲージ、声の抑揚が特筆すべきものだと伝えました。
一方、優勝するためには内容勝負になることを強調。具体的に、それまで三日坊主で終わっていた英会話がなぜ10年前の電話からこなせるようになったのか。なぜ今回は違ったのかを知りたいと提案しました。

 


総合論評

 

S山さんの総合論評は全体の振り返りと、論評に対する論評が半々。絶妙な時間配分でした。
前者では、ゲストさん3名の挨拶、えーとカウンターの報告のやり方を挙げたことに膝を叩きました。
後者では5人それぞれにしっかり改善点まで伝えました。特に、今回のS山さんが優れていた点は、テクニックではなく、実感に根ざした総合論評だと感じさせるところでした。
例えば、
誰もが感じた早口を指摘した上でその対処方法を伝えてほしい、自分も知りたい。
論評を集中して聴きたいから音楽はすぐに止めてほしい。
92点が高いのか低いのかわからないから基準が知りたい。
など、実際にそう思っただろうことを素直に伝えていたので、聴衆としても共感しやすく、論評者もなるほどと頷けるものだったはずです。


受賞者発表


激戦の各セッションを勝ち抜いたのは……、
☆ベストテーブルトピッカー:H澤さん
☆ベスト論評者:M瀬さん
☆ベストスピーカー:K林さん
☆サンキュー笑顔:K林さん(次点はH本さん)
特にK林さんは初受賞おめでとうございます!


時間の制約が厳しい会場で盛りだくさんの内容でしたが、皆さんのご協力により無事TMOEを務めることができました。私自身も、笑いの絶えない準備スピーチ、ベテラン揃いの味わいある論評を堪能し、それぞれの持ち場で丁寧に役割をこなすメンバーによい刺激を受けました。
次回はいよいよ650回という節目の例会ですが、我々もクラブの歴史に負けないよう正真正銘のスピーカーを目指していきましょう!

 

 

 

 

 

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